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大和流柔術とは?

大和流柔術は、昭和53年に四天王寺女子大学の学生に護身術を身に付けさせる為に四天王寺110世「出口順得管長猊下(当時、四天王寺学園理事)」が、四天王寺内で行われていた武術を整理・編纂し、女子学生のような力の弱い人であっても簡単にできるよう工夫、創始された弱者の為の武術です。出口順得管長猊下は、この新しく編纂した武術を四天王寺の宗旨「和宗」から、「和」の1文字を頂き、流名を「大和流柔術」と名付けられました。

​「力まず、構えず、戦わず」

 大和流柔術は、日本佛法開祖である聖徳太子の教えに基づいた佛教に帰依する不戦の武術です。 大和流柔術には、「力まず・構えず・戦わず」という3大教義があり、この教えを実践する為の錬成を各道場で行います。大和流柔術は最低限自分自身を守る「護身術」なので、基本技は大和流護身17箇条(17技法)のみと技の種類が非常に少く単純明快な技体系で、誰にでも短期間で習得できるのが最大の特徴になっています。17技法の「17」という数は、偶数(陰)の最高値8と奇数(陽)の最高値9を合わせたもので、陰陽の「和」を表す吉数となっており、聖徳太子が制定した17条憲法を模したものになっております。

大和流柔術について
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